指物師 川本光春

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「指物師・川本光春展」盛岡市のデパートで

釘を使わずに木と木を組む伝統技法「指物(さしもの)」で作られた茶道具の展示販売会が16日から盛岡市菜園のデパート・カワトクで始まった。
展示販売会には、茶の湯文化が息づく京都でも数人しかいない指物師・川本光春さんが、極めて珍しい木材を釘を使わずに匠の技で隙間なく組み合わせて作り上げた茶道具約80点が並んでいる。鳥居の形を模した茶道具は、もてなす側と客との境界となる「結界」で、京都の上賀茂神社境内にある樹齢350年以上の杉の木でつくられた。和室や玄関にかけて花を生ける道具は、千利休の菩提寺が修復された時に出てきた木材が使われ、深みのある木の風合いが長い歴史の流れを物語っている。また、会場内の茶杓は…。
(指物師・川本光春さん)「石田三成が生まれたと言われる邸宅がありまして、いただいてきたのが煤竹です。」「(木の)物語を通じて後世に伝わっていきますので、それも指物師の大きな仕事なのかなと思っています。」

展示販売会は21日まで盛岡市菜園のカワトクで開かれている。

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